じっそういん
実相院
- 見どころ
- 新緑や紅葉の美しさは洛北随一。美しく床に写る「床もみじ」「床みどり」が特に有名
岩倉に佇む格式高い門跡寺院
元天台宗の寺門派の単立寺院。1229(寛喜元)年に門跡寺院として開山、「岩倉門跡」「岩倉御殿」とも呼ばれる。もとは紫野や京都御所近くに位置したが、応仁の乱の災禍から逃れるために岩倉へ。義周法親王が門跡となった際には、大宮御所の承秋門院の旧宮殿の一部が下賜され、正面の四脚門、玄関横の御車寄、中の客殿として移築された。その頃は、公家ら格式高い家柄の人々が和歌の会やお茶会などを開き、数々の古文書にその様子が書き残されている。寺宝には重要文化財である後陽成天皇宸翰 「仮名文字遣」、後水尾天皇宸翰 「忍」、岸駒 石灯籠 「寒山拾得の図」、歴代門跡が綴った「實相院日記」などがある。狩野派の画家による襖絵、「床もみじ」「床みどり」と呼ばれる黒光りする床(文化財保護のため撮影禁止)、山水庭園や雄大な石庭など見どころが多い。



住所 | 左京区岩倉上蔵町121 |
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電話番号 | 075-781-5464 |
FAX | 075-781-5464 |
URL | http://www.jissoin.com |
時間 | 9:00〜17:00 |
休館日 | 不定休 |
料金 | 一般500円・小〜中学生250円 |
交通 | 京都バス 岩倉実相院からすぐ |
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