まつもとみょうけいぶつぞうちょうこくびじゅつかん
松本明慶佛像彫刻美術館
- 見どころ
- 佛教伝来以来培われた、高度な伝統技術を礎とし、究極の手仕事の技を磨き、研究鍛錬を積んだ作品群は圧巻
国境も民族も宗教も超越し、平和を願うすべての人々に捧ぐ佛像彫刻
鎌倉時代、優れた佛像彫刻を残した慶派。その流れを汲む平成の大佛師 松本明慶の作品約180体を一堂に展示する美術館は2005(平成17)年に開館。明慶は弟の死を契機に、17歳より佛彫に没頭。心ある方々に育まれ、56年を経た現在も40名の弟子を育成しつつ、制作に励む。佛師は宗教家でも芸術家でもなく、信仰をそなえた職人として世に活かされることを天命と、精進を重ねる。 美術館には掌に納まる精緻を極めた端正な小佛、木質の味わいを活かした表情豊かな一木づくりのみほとけ、荘厳華麗な截金彩色を施した品格宿るみほとけ等、多様な姿の作品は鑑賞者を魅了する。 2017(平成29)年秋に完成した新展示室は、壮大な憩いの空間となり、来館者は安らかなひと時を過ごせる。また日本各地に納佛されて任地の風土に根づき、人々に慕われている歴代19体の大佛写真(木像では世界最大級18.5mの大辯財天を筆頭に)と、造佛の要となった雛型も館内に展示している。
新展示室
釈迦如来像坐像(屋久杉 截金彩色)
風神
佛像彫刻に使用する刃物は何種類あるでしょうか ①30種類 ②100種類 ③200種類以上
住所 | 上京区下長者町通室町西入ル西鷹司町16 |
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電話番号 | 075-332-7974(松本工房) |
FAX | 075-332-7974(松本工房) |
URL | https://m-myoukei.com/ |
時間 | 原則として第1・3土の土・日曜のみ開館 10:00 〜17:00(入館は16:30まで)※1日が日曜の月は7・8・21・22日に開館(開館日確認のため要予約) |
休館日 | 開館日以外は休館 |
料金 | 無料 |
交通 | 地下鉄烏丸線 丸太町駅2 番出口から徒歩約12分/市バス 堀川下長者町から徒歩約7分 |
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