南エリア
じぇいあーる いなりえきらんぷごや

JR 稲荷駅ランプ小屋

見どころ
ランプ小屋内には、今でも壁や床に染みこんだ石油の匂いが漂っている

国鉄時代を知る最古級の遺構

1879(明治12)年に開通した旧東海道線は、京都駅を出て稲荷駅を通って旧大津駅(現・膳所駅)へ至っていた。この当時、駅舎の内外の照明はもちろん、機関車の前照灯や客車の尾灯、車内灯などはすべて石油ランプだった。そのため、これらの灯具の整備・保管や油類の保管をする照明器具基地としてランプ小屋が建てられたのである。たった8㎡ほどの小さな小屋でありながら、油類を取り扱うということから、燃えにくく頑丈なイギリス積みのレンガ造りとなっている。現在は、当時使われていた手提げランプ、合図灯、尾灯など歴代のランプ類や、先行板、時刻表、腕木式信号機と双頭レールなど、貴重な資料数十点が展示され、鉄道の歴史を物語っている。現存する国鉄時代の建物では最古級の遺構として、準鉄道記念物に指定されている。

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住所 伏見区深草稲荷御前町JR稲荷駅構内
電話番号 0570-00-2486(JR西日本お客様センター)
FAX なし
URL http://guide.jr-odekake.net/spot/4898
時間
休館日
料金
交通 JR 稲荷駅からすぐ

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