きょうとしりつげいじゅつだいがくげいじゅつしりょうかん
京都市立芸術大学 芸術資料館
- 見どころ
- 近代・美術史の中でも著名な村上華岳、上田麦僊、岡本神草などの卒業作品がみられる
京都府画学校以来の歴史ある作品群
1880(明治13)年、京都御苑に開校した京都府画学校を前身に、約140年の歴史を受け継ぐ大学が、芸術的見地から収集してきた芸術資料を保存管理し、一般に公開している美術系の大学博物館。明治時代の画家・田能村直入から絵画・文具・茶器類を寄付されたことを皮切りに収集が始まり、日本画・図案・洋画・東洋画・模本・版画・陶磁器・染織品・民俗資料・土佐派絵画資料・田村宗立旧蔵粉本など、卒業生の作品・参考品合わせて約4000件を所蔵している。土田麦僊や村上華岳など京都の近代美術の発展に深く関わった卒業生らの作品、また、絵画教育の資料とされた模本・教員手本画など、学校という組織ならではの収集内容に興味が注がれる。模本・粉本と呼ばれる下絵類についても関心が高まっており、図録化や収蔵品展での公開が行われている。

岡本神草 口紅(1918年)


色絵七宝透文手焙(江戸時代中期)
住所 | 西京区大枝沓掛町13-6 |
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電話番号 | 075-334-2232 |
FAX | 075-333-8533 |
URL | http://libmuse.kcua.ac.jp/muse/ |
時間 | 9:00〜17:00 |
休館日 | 月曜(祝日の場合は翌日) |
料金 | 無料 |
交通 | 京阪京都交通バス 芸大前から徒歩約2分 |
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