北エリア
るい・いかーるびじゅつかん

ルイ・イカール美術館

見どころ
女性は、妖艶ながらかわいらしさも感じられる。右は「サラブレッド」。下は「ミミ・パンソン」

アール・デコのパリジェンヌたち

ルイ・イカールは、アール・デコの時代に活躍したフランス人画家。その作品をパリで見た八瀬・瑠璃光院の管主が感銘して、約50年かけて収集してきたコレクションである。どの作品も女性が主役。動物と戯れたり、植物を添えて季節感を表したり、柔らかな女性の体を煙草の煙で表現するなど、生涯「女性」をテーマにした画家ならではの視点がユニークである。館内は五つの部屋に分かれ、各部屋ごとにテーマを設けている。「ギャルリ」はメインギャラリーであり、大きなガラス窓越しに庭園を眺めながら作品を鑑賞できる。「サロン」は竹林を眺める窓を緑の額縁に見立てて作品が飾られている。2階は3部屋。「ル・ジュール」は光が差し込む朝のイメージ。「ル・ソワール」は畳敷きで昼下がりの和室を、そして「ラ・ニュイ」は夜の書斎をイメージしている。

写真サラブレッド

サラブレッド

写真館内風景

館内風景

写真ミミ・パンソン

ミミ・パンソン

クイズ Q

ルイ・イカール美術館は、いつオープンした?

住所 左京区上高野東山71-21
電話番号 075-724-5235
FAX なし
URL http://icartmuseum.com
時間 春 4/15~6/15、秋 10/1~12/10 10:00〜17:00
休館日 開館期間中は無休
料金 無料
交通 叡電鞍馬線 八瀬比叡山口駅から徒歩約5分/叡山ケーブル ケーブル八瀬駅から徒歩約5分

周辺施設

写真:京都府立陶板名画の庭

京都府立陶板名画の庭

水と光で表情を変える陶板絵画

写真:黎明教会資料研修館

黎明教会資料研修館

日本美術に見出す神の理想世界

写真:大谷大学博物館

大谷大学博物館

アジアに広がる仏教文化の魅力

写真:茶道資料館・今日庵文庫

茶道資料館・今日庵文庫

茶道文化を総合的に学ぶ

error: