中央エリア
きょうとせいかつこうげいかんむめいしゃ

京都生活工藝館無名舎

見どころ
手の込んだ刺繍や絞り染めが見事な柄を描く。白綸子地薬玉に御簾文様打掛 江戸時代

京商人の日常の暮らしぶりを拝見

京呉服の問屋街「室町」の一画、新町通に立つ町家。白生地を商っていた商家の典型ともいうべき表屋造で、表通りに面して店舗棟、中庭と玄関を隔てて住居棟と奥庭、その奥に土蔵があり、南片側に通り庭が通っている。館内には、数々の調度品が展示されている。主に国内外の染織品であり、江戸〜昭和初期に収集された小袖や帷子、敷物など。また外国の更紗などにも力を入れている。夏の間はすだれやよしずで夏座敷のしつらえになり、四季折々に表情を変える京町家。祇園祭の時期は表の格子を取り払い、展示品を外から見られるようにもしている。この1909(明治42)年に棟上げされた建物や調度品を見学することで、京の商人の生活文化を偲ぶことに重きをおいている。京都市指定の景観重要建造物。国指定有形登録文化財。

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住所 中京区新町通六角下ル六角町363
電話番号 075-221-1317
FAX 075-221-1317
時間 10:00〜18:00(要予約)
休館日 不定休
料金 一般1,000円・高〜大学生800円・中学生500円・小学生300円
交通 地下鉄烏丸線・東西線 烏丸御池駅6番出口から徒歩約10分/市バス 烏丸三条から徒歩約10分

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