とよくにじんじゃほうもつかん
豊国神社宝物館
- 見どころ
- 豊国祭礼図屏風は、1604(慶長9)年の秀吉七回忌に行われた臨時祭が描かれている
人々に愛された太閤秀吉の神社
「ほうこくさん」の名で親しまれている神社で、境内には伏見城の遺構と伝わる国宝の唐門と、そのそばには豊臣家恩顧の大名が寄進した慶長灯籠8基が並んでいる。伏見城で亡くなった秀吉は、東山の阿弥陀ヶ峯に埋葬されて「豊国大明神」の神号を朝廷より与えられ、壮麗な神社が創建されたという。豊臣家滅亡後は徳川幕府の命で廃祀となるが、明治天皇の命により1880(明治13)年に方広寺大仏殿跡に再興された。 宝物館は、1925(大正14)年に開館した桃山造風の建物。当時はたいへん珍しかったコンクリート製で、展示ケースのガラスもその当時のものである。重要文化財「豊国祭礼図屏風」や辻与二郞作「鉄燈籠」など、桃山時代を中心に、秀吉や豊臣家ゆかりの資料を展示・所蔵している。 重要文化財 豊国祭礼図屏風 六曲一双(左隻部分)
重要文化財 豊国祭礼図屏風 六曲一双(左隻部分)
重要文化財 鉄燈籠天下一辻与二郎作
重要文化財桐鳳凰文蒔絵唐櫃
住所 | 東山区大和大路正面茶屋町530 |
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電話番号 | 075-561-3802 |
FAX | 075-531-1643 |
時間 | 9:00〜17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 無休 |
料金 | 一般300円・高〜大学生200円・小〜中学生100円 |
交通 | 京阪 七条駅から徒歩約10分/市バス 博物館三十三間堂前から徒歩約5分 |
駐車場 | あり(有料) |
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