なみかわやすゆきしっぽうきねんかん
並河靖之七宝記念館
- 見どころ
- 豊かな水に囲まれた母屋に座って庭園を眺めることもできる。京都市の指定名勝
訪れる人を魅了する邸宅美術館
明治・大正期に活躍した、日本を代表する七宝家・並河靖之が営んだ自宅兼工場を、記念館として公開。展示作品は、自身が手元に残した七宝や下図、道具を、季節ごとに入れ替えをし展示している。有線七宝技法が特徴で、鮮やかで深い渋みのある色彩と細やかな色の階調が、独創的な器形と調和している。花や鳥、蝶、風景などさまざまな意匠が描かれている。1894(明治27)年に建てられた表屋造の京町家は、職住一体となる明治住宅の佇まいを現代に伝えている。窯場なども見ることができ、並河靖之の生活と創作活動が体感できる場所となっている。七宝の研磨用に使うために琵琶湖疏水から引き込んだ水をたっぷりとたたえた庭園は、名高い造園家の七代目小川治兵衛によるもの。この景色を楽しむため、主屋にはガラス障子が巡らされている。

烏帽子紅葉銀杏文高足杯


住所 | 東山区三条通北裏白川筋東入ル堀池町388 |
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電話番号 | 075-752-3277 |
FAX | 075-752-3277 |
URL | https://namikawa-kyoto.jp |
時間 | 10:00 〜16:30(入館は16:00まで) |
休館日 | 月・木曜(祝日の場合は翌日)・夏期・冬期 |
料金 | 一般1,000円、学生900円、高校生以下無料 |
交通 | 地下鉄東西線 東山駅1番出口から徒歩約3分 |
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