こぼりきょうぶつぐこうぼう きょうぶつだんきょうぶつぐしりょうかん
小堀京仏具工房 京仏壇京仏具資料館
- 見どころ
- 木地から漆塗り・金箔貼り・彩色・蒔絵・表具・金具取り付けまでの工程が一目でわかる展示
京仏壇・京仏具の伝統を知る
6世紀の仏教伝来以降、日本における仏壇・仏具の役割は人々の生活に密着し、特に京都においては総合芸術の域にまで発展してきた。京都では、平安時代後期に仏師・定朝とその一族が居住し、工房を構えた七条仏所が創設され、その頃から仏具の制作が行われていたと伝えられている。彼らの優れた技術、意匠を伝承していくことを理念とし、精緻で確かな技術を持つ京仏具小堀が京仏具工房を設立。さらに、一般の人々に本物の仏壇・仏具の素晴らしさを感じてもらうために「京仏壇京仏具資料館」を公開し、さまざまな資料を展示している。仏具の素材や道具の質の違いが一目でわかる部材見本や、仏具の名品のほか、木地作りから彩色、蒔絵などの制作工程に関する実物資料も展示していて、技術の高さが感じられる。見学予約時に申し込むと杯に金箔を貼る体験ができ、持ち帰って使用することも可能。現在は休館中。



住所 | 山科区西野山百々町88 |
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電話番号 | 075-341-4121 |
FAX | 075-341-4128 |
URL | http://kobori.co.jp |
休館日 | 現在休館中 |
交通 | 京阪バス 射庭ノ上町から徒歩約5分、花山稲荷、清水焼団地から徒歩約10分 |
駐車場 | あり(無料) |
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