しゃけ・にしむらけていえん
社家・西村家庭園
- 見どころ
- 明神川から引き込まれた水は、庭園内を巡って流れているため、常に清浄を保っている
平安時代に造られた雅な庭園
江戸時代、上賀茂神社の神官たちが明神川に沿って屋敷を構えたのが社家町である。社家とは世襲神職の家筋のことで、上賀茂神社の社家は古代の豪族・賀茂氏ゆかりの人々である。明治維新後は世襲制が廃止されて社家も減り、現在残っているのは20数件だという。社家の中で唯一公開しているのが西村家。家屋は明治中期〜後期に西村家八代目が建てたものである。庭園は平安時代、1181(養和元)年に上賀茂神社の当時の宮司・藤木重保が作庭したと伝えられている。春には白梅・紅梅から始まり、枝垂れ桜、山桜、椿、カキツバタ、ウツギ、ガクアジサイ、サラ、クチナシ、ツツジ、シュウカイドウ、万両、千両、サザンカなど四季折々に可憐な花を咲かせている。明神川の水を引き入れた小川や池で、かつては「曲水の宴」が行われていたという。
西村家庭園に引き入れている明神川の源流は?
住所 | 北区上賀茂中大路町1 |
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電話番号 | 075-781-0666 |
FAX | 075-431-0580 |
時間 | 9:30〜16:30 |
休館日 | 12/9〜3/14 |
料金 | 一般500円・小学生以下250円 |
交通 | 市バス、京都バス 上賀茂神社前から徒歩約4分 |
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