きょうとしこうこしりょうかん
京都市考古資料館
- 見どころ
- 形や素地、大きさや組み合わせなど、時代とともに変化していく様が見てとれる平安時代の土器変遷パネル
発掘された土器やその他の遺物を通して京都の歴史に触れる
794(延暦13)年に桓武天皇によって都が遷される以前から、京都には人々の生活があり、文化があった。市内の発掘調査により発見された各時代の考古資料を、考古学愛好家や学童、一般の方にもわかりやすく展示している。1階では、テーマを決めて展示する特別展示を年2回、市内の大学などとの合同企画展示を1回、そのほかに速報展や企画陳列などを開催。2階は常設展示室。平安時代に、生活の場など身近で使われた焼き物の変遷をたどる土器のパネルや、約1000点の考古資料を古墳時代・平安時代・桃山時代など時代ごとに展示したり、中国・朝鮮との交易品、平安宮の中心施設・豊楽殿跡出土品(重要文化財)、縄文時代の住居跡などを展示。また、大型のかめや土器の破片、寺院の瓦など実際に触れ、手にとって観察できるオープン展示も実施している。市の登録有形文化財である建物は、1914(大正3)年建設の旧西陣織物館で、貴重なレトロ建築としても注目されている。

常設展示室(2階) 弥生時代から古墳時代コーナー

考古資料館の外観

平安時代土器変遷パネル(2階)
1591(天正19)年に豊臣秀吉が京の都の周囲に築いたのは〇〇〇である。
住所 | 上京区今出川通大宮東入ル元伊佐町265-1 |
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電話番号 | 075-432-3245 |
FAX | 075-431-3307 |
URL | https://www.kyoto-arc.or.jp/museum/ |
時間 | 9:00〜17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 月曜(祝日の場合は翌日)・12/28〜1/3 |
料金 | 無料 |
交通 | 市バス 今出川大宮からすぐ、堀川今出川から徒歩約2分 |
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