きょうとこうげいせんいだいがく びじゅつこうげいしりょうかん
京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
- 見どころ
- 展示ホールには、海外の街角や映画館で見かけるようなポスターが展示されている
デザインを重視したコレクション
1902(明治35)年に大学の前身のひとつ、京都高等工芸学校創立以来の教材としての収集品が基盤となっており、年間6〜8回の企画展示を通じて広く一般に公開している。国内外から、絵画、彫刻、金工、漆工、陶磁器、染織品、考古品などを多岐にわたって収集。特に力を入れているポスターコレクションは今や約2万点。創設時の教授・浅井忠(洋画家)がパリで、武田五一(建築家)がドイツで集めたものを土台に、アール・ヌーヴォーやアール・デコなど19〜20世紀前半の貴重な作品が中心で、ミュシャやロートレックのポスターに加えて、グスタフ・クリムトの「ウィーン分離派(ゼセッション)展」のポスターも収蔵する。また、近代日本のポスターも多く所蔵している。近年、建築家・村野藤吾の建築図面、詩人・谷川俊太郎氏から寄贈された1920〜70年代のラジオ190台余がコレクションに追加された。
ヨーロッパのポスター
外観
1階ホールの展示
美術工芸資料館に展示されている浅井忠筆「武士山狩図」。浅井忠のサインがあるのは画面のどのあたり?
住所 | 左京区松ヶ崎橋上町 |
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電話番号 | 075-724-7924 |
FAX | 075-724-7920 |
URL | https://www.museum.kit.ac.jp |
時間 | 10:00〜17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 日曜・祝日・年末年始・大学が定めた日・展示替え期間 |
料金 | 一般200円・大学生150円 |
交通 | 地下鉄烏丸線 松ヶ崎駅1番出口から徒歩約10分/市バス 松ヶ崎海尻町から徒歩約10分 |
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