ちゃどうしりょうかん・こんにちあんぶんこ
茶道資料館・今日庵文庫
- 見どころ
- 利休の孫・宗旦が2度目の隠居の際に建てた茶室「又隠」の写し。精神性の深い空間構成である
茶道文化を総合的に学ぶ
茶の湯に関する企画展を開催し、掛物、茶碗、花入などの茶道具や関連の美術工芸品、文献資料などを中心に展示を行っている美術館。2階陳列室には、今日庵(こんにちあん)と共に裏千家を代表する茶室のひとつ「又隠(ゆういん)」(重要文化財)の写しを設けており、茶室内を見学することができる。また、茶道資料館主催で、流派を超えた茶道文化検定を年1回実施している。展覧会の入館者には呈茶(ていちゃ)があり、抹茶と和菓子をお召し上がりいただいている(10名以上は要連絡)。椅子に腰かける立礼(りゅうれい)形式で、希望があれば作法の説明を受けられる。行事等の都合で、点前の対応が出来ない日があるので、希望者は事前に要確認。このほか、裏千家の歴代家元が収集した茶道に関する図書、雑誌、映像資料など約7万点を収蔵する茶の湯の専門図書館「今日庵文庫」が併設されている(開館日時は異なる。入館無料)。手続きをすれば、どなたでも閲覧することができる(閲覧室でのみ可。館外貸出不可)。
1階陳列室
「又隠」写し
今日庵文庫の閲覧室
次のうち、わび茶を広めたのは誰か。①片桐石州 ②千利休 ③小堀遠州 ④井伊直弼
住所 | 上京区堀川通寺之内上ル寺之内竪町682 裏千家センター内 |
---|---|
電話番号 | 075-431-6474(茶道資料館)075-431-3434(今日庵文庫) |
FAX | 075-431-3060 |
URL | https://www.urasenke.or.jp/textc/gallery/ |
時間 | 茶道資料館9:30〜16:30(入館は16:00まで) ※今日庵文庫10:00〜16:30(入館は16:00まで) |
休館日 | 月曜・展示替期間・年末年始(12/27~1/6)/今日庵文庫 月曜・土曜・日曜・祝日・8/13~16・年末年始(12/27~1/6) |
料金 | 通常展 一般700円・大学生400円・中〜高校生300円/特別展 一般1,000円・大学生600円・中〜高校生350円 |
交通 | 市バス 堀川寺ノ内から徒歩約3分 |
駐車場 | あり(無料) |
周辺施設
京都府立京都学・歴彩館
豊富な文書資料で学ぶ京都の歴史
京都府立陶板名画の庭
水と光で表情を変える陶板絵画
京都府立植物園
楽しみ方いろいろな公立植物園
京都ギリシアローマ美術館
古代の人々に思いを馳せる