ふしみじょうししゅつどいぶつてんじしつ
伏見城跡出土遺物展示室
- 見どころ
- 大名屋敷の家紋入りの金箔瓦は非常に珍しいもの。今もわずかに金箔が残っている
瓦が伝える伏見城の栄華
伏見は、豊臣秀吉によって伏見城が築かれると、川に港が設けられて大坂への船運が発達、城下町として栄えた町。御香宮神社の周辺には毛利長門・松平筑前・羽柴長吉など大名ゆかりの町名が多く、大名屋敷が立ち並んでいたこともうかがえる。御香宮神社の社務所の一角に、伏見城跡出土遺物展示室がある。展示されているのは大名屋敷などの瓦であり、下水道工事や伏見城の遺構調査の際に出土したものの一部である。大名の家紋入りの金箔瓦、伏見城の鯱の断片、精巧な亀甲飾りの瓦など100点余りがある。これらは、同神社の先代宮司をはじめとした有志が1973(昭和48)年に立ち上げた「伏見城研究会」が調査と保存に乗り出して集めたもの。神社には、他にも伏見城の遺構がある。移築されたとされる伏見城西大手門は神社の神門となり、国の重要文化財に指定。拝殿は伏見城の車寄だったといわれている。



住所 | 伏見区御香宮門前町174 御香宮神社内 |
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電話番号 | 075-611-0559 |
FAX | 075-623-0559 |
時間 | 9:00〜16:00(入室は15:30まで) |
休館日 | 不定休 |
料金 | 無料 |
交通 | 近鉄 桃山御陵前駅から徒歩約5分/京阪 伏見桃山駅から徒歩約5分/市バス 御香宮前から徒歩約2分 |
駐車場 | あり(有料) |
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