おもちゃえいがみゅーじあむいっぱんしゃだんほうじんきょうとえいがげいじゅつぶんかけんきゅうじょ
おもちゃ映画ミュージアム 一般社団法人京都映画芸術文化研究所
- 見どころ
- 実際に展示物に「さわれる博物館」。大河内伝次郎や「冒険ダン吉」も甦る。光学玩具、幻灯機なども多数展示
映画・アニメのルーツが息づく京町家
1930年代以前の映画は、35ミリフィルムの無声映画だった。当時は可燃性フィルムだったこともあり、トーキー化すると不要になった無声映画のほとんどが失われたが、上映後に面白い場面を切って化粧缶に入れ、デパートの玩具売り場などで売られたことで、わずかに残った。30秒〜3分程度の短いものだが、戦前の日本映画史を埋める貴重な映像である。ブリキ製の手回し映写機(玩具映写機)を使って、これらの「おもちゃ映画」を見て家庭で楽しんでいた。当館は、そんな映画フィルムを発掘、修復して、次世代に継承する活動をしている。チャンバラ映画、アニメ、ニュース映像もあり、保存した約900本のおもちゃ映画は、デジタル化したものを館内で自由に見ることができる。16ミリ以下の家庭用小型映画フィルムも約400本を数え、各種小型映写機など約200点を所蔵。館内のホールは、企画展示や無声映画の上映会を行うほか、映画研究者の発表の場などにも活用。映画を愛する人々が交流し、映像文化の集積の場として大切に育てていきたい。



「おもちゃ映画」ってどんなもの?
住所 | 京都市中京区壬生馬場町29-1 |
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電話番号 | 075-803-0033 |
URL | https://toyfilm-museum.jp |
時間 | 10:30~17:00 |
休館日 | 月・火曜 |
料金 | 高校生以上500円、中学生300円、小学生以下無料(特別イベント・ワークショップなどは別料金) |
交通 | JR、地下鉄東西線 二条駅から徒歩約8分/阪急 大宮駅から徒歩約7分/嵐電 四条大宮駅から徒歩約7分/市バス みぶ操作場前からすぐ |
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