いむらびじゅつかん
井村美術館
- 見どころ
- 柿右衛門、今右衛門の歴代作品を展示。各窯の伝統や新しい作風を見比べることができる
歴代の柿右衛門・今右衛門を堪能
下鴨神社・糺の森の西、下鴨本通り沿いにある井村美術館は、オールドバカラを中心とした西洋アンティークと、古伊万里、柿右衛門、今右衛門などの肥前磁器を扱う京都美商が運営する美術館。地階に展示室があり、歴代の柿右衛門と今右衛門の作品を展示している。江戸時代、歴史の流れに翻弄され、一度は表舞台から姿を消した柿右衛門家。明治時代、藩窯廃止によって佐賀藩の庇護から独立を余儀なくされた今右衛門家。それぞれが、伝統を背負いながら作陶の道を突き進み、現代に至るまでの流れを知ることができる。高い評価を受けながらも歴史に埋もれ、忘れ去られつつある作品群を蒐集、研究し、後世へ引き継ぐことを理念としている。また、ヨーロッパからの里帰りの品である柿右衛門様式の大壺が常時展示されている。
江戸時代後期~幕末にかけて作陶し、現存数の少ない九代~十代◯◯◯◯の作品が常設されている。
住所 | 左京区下鴨松原町29 |
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電話番号 | 075-722-3300 |
FAX | 075-722-3630 |
URL | https://kyotobisho.com/imuraart-museum/ |
時間 | 11:00〜17:00 |
休館日 | 水曜・夏期・年末年始 |
料金 | 一般500円・小〜大学生300円 |
交通 | 京阪、叡電 出町柳駅から徒歩約10分/市バス 糺ノ森から徒歩約2分 |
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