だいかくじれいほうかん
大覚寺霊宝館
- 見どころ
- 室町・江戸時代に造られた「五大明王像」。このうち3躯が重要文化財である
皇室ゆかりの寺宝が並ぶ嵯峨野の古刹
平安初期、嵯峨天皇が檀林皇后とのご成婚の新室として建立された離宮・嵯峨院。これが大覚寺の前身である。876(貞観18)年に嵯峨上皇の仙洞御所を大覚寺と改め、恒寂入道親王を開山として開創。鎌倉~南北朝時代には大覚寺統(南朝)の御所となり、南北朝の講和の舞台になった。幕末まで、皇室関係者が代々門跡を務めた門跡寺院である。戦国時代に応仁の乱の災禍に遭い堂宇のほとんどを消失、寛永年間(1624〜44)に現在見られるような形に再建した。生け花発祥の花の寺であり、「いけばな嵯峨御流」の総司所(家元)でもある。霊宝館では、毎年春と秋に約2カ月ずつテーマを設けて「特別名宝展」を開催。大覚寺本尊で平安後期の仏師・明円による「五大明王像」、室町・江戸時代の「五大明王像」、「愛染明王坐像」や桃山時代に描かれた狩野山楽の襖絵「牡丹図」や「松鷹図」、渡辺始興の「兎図」などの絵画をはじめ貴重な書物・絵画・仏像など多くの宝物を所蔵し、公開している。(テーマによって公開内容は異なる)
過去の展示より
大玄関に飾られている重要文化財の襖絵の作者は誰?
住所 | 右京区嵯峨大沢町4 |
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電話番号 | 075-871-0071 |
FAX | 075-871-0055 |
URL | https://www.daikakuji.or.jp |
時間 | 企画展開催時のみ開館 9:00〜17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 開催中無休(展示替えなどのため休館することがある) |
料金 | 霊宝館入館料300円/別途拝観料 大人500円・小〜高校生300円 |
交通 | 市バス、京都バス 大覚寺からすぐ |
駐車場 | あり(有料) |
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