らくびじゅつかん
樂美術館
- 見どころ
- 樂焼は千利休の侘びの思想を反映。装飾性・造形的な動きを取り除き、重厚で深い存在感を持つ
樂茶碗を手にとり魅力にふれる
約450年前、千利休が理想とする樂茶碗を作った樂家初代・長次郎以降、樂焼の窯元として茶の湯のための焼き物を現代に伝えている。その樂家に隣接して建てられた美術館には、樂家歴代の作品を中心に、樂家に伝わった茶道工芸美術品、関係古文書など約1200点を所蔵。年4回の企画展で公開している。春期特別展では樂歴代と樂焼の歴史・特色をわかりやすく展示し、光悦などを含めた樂歴代の作品が一堂に並ぶ。夏期展は「樂焼って何だろう?」として子供でも理解できる解説を付け、樂焼をさまざまな角度から紐解いている。秋はテーマを設けて茶の湯・樂焼・工芸美術作品を扱った特別展を、冬期・新春展では初春にちなんだ茶道美術工芸品を展示している。ガラス越しに見るだけでなく、実際に手にふれる鑑賞会や茶会などを定期的に開催し、常に茶道を身近に感じられるような工夫もしている。茶会では、歴代の茶碗で茶を味わい、館長の当代(15代)吉左衞門氏の解説も(要予約)。
初代長次郎作 黒樂茶碗 銘 勾当
樂美術館にもその作品が収蔵されている本阿弥光悦は鷹峯で興した○○○で知られる。
住所 | 上京区油小路通一条下ル |
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電話番号 | 075-414-0304 |
FAX | 075-414-0307 |
URL | http://www.raku-yaki.or.jp/ |
時間 | 10:00〜16:30(入館は16:00まで) |
休館日 | 祝日を除く月曜、展示替期間、年末年始 |
料金 | 展覧会により異なる(ただし中学生以下は無料) |
交通 | 市バス 堀川中立売、一条戻橋・晴明神社前から徒歩約3分 |
駐車場 | あり(無料) |
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