らいさんようしょさいさんしすいめいしょ
頼山陽書斎山紫水明處
- 見どころ
- 東山の眺望を楽しめ、山陽が「風景無双」と絶賛した市中山居の風情が残されている
鴨川の流れや東山の風情を心行くまで味わえる書斎
江戸時代後期に活躍した儒学者・詩人・歴史家の頼山陽。『日本外史』や『日本政記』など、明治維新において尊攘派の志士たちの精神的な支えとなった著書を残し、近世日本を開いた原動力となった。広島から京都に移り、何度も転居を繰り返した後に落ち着いたのが現在の場所。水明荘と名付け、庭には梅・桜・桃・ツバキ・ナツメなどの花木や実のなる木を植えていたという。後に書斎兼茶室として「山紫水明處」を増築した。現在はこの書斎兼茶室と庭の一部が残っている。室内は、小さな床の間の付いた四畳半の主室と、二畳の次の間、半坪強の板の間と縁側で構成。舟底天井に、3段に分かれた床脇、当時の板ガラスと網代が施された障子など、素材選びと設計は、山陽自ら率先して行った。この書斎で著作する傍ら、文人墨客らとの交流を楽しんだといわれている。
「山紫水明處」から望める山並みは〇〇である。
住所 | 上京区東三本木通丸太町上ル南町 |
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電話番号 | 075-561-0764(財団法人 頼山陽旧跡保存会) |
FAX | なし |
時間 | 10:00〜16:00(往復ハガキにて要申込・訪問日の2週間前までに必着・2名以上で〒605-0063 京都市東山区新門前松原町289 一般財団法人 頼山陽旧跡保存会まで) |
休館日 | 8月・12月中旬〜3月中旬 |
料金 | 一般700円・小〜大学生500円 |
交通 | 京阪 神宮丸太町駅から徒歩約6分/市バス 河原町丸太町から徒歩約3分 |
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