きょうとぎおんらんぷびじゅつかん
京都祇園らんぷ美術館
- 見どころ
- 明治時代に作られた石油ランプ。優美なフォルムで柔らかな明かりを灯していた
優美なランプを灯した時代へ
八坂神社の西楼門から少し南へ。江戸末期〜明治時代に人々の暮らしを照らし続けた日本製・外国製の石油ランプを展示している全国的にも珍しい美術館がある。美術品として価値のあるランプから、日常に使われていたランプまであり、当時の暮らしや風俗がよくわかるようなものが幅広くそろっている。珍しいものでは、地球儀付きランプや逆さ吊りランプ、また、切子細工など日本の伝統技術を凝らしたお座敷ランプなどがある。古い物では、江戸時代の菜種油を使う菜種ランプも必見である。所蔵数は約1600点。常時800点ほどを展示しており、大人だけでなく学生たちの学習教材としても役立つほど。それぞれの特長や仕組み、歴史的背景など、気になることがあれば館長に質問してみよう。
| 住所 | 東山区祇園町南側540-1 |
|---|---|
| 電話番号 | 075-525-3812 |
| URL | https://nambaart.but.jp/ |
| 時間 | 10:30〜17:30(入館は17:00まで) |
| 休館日 | 水曜(祝日の場合は翌日)、臨時休館あり |
| 料金 | 一般500円・中〜高校生300円 |
| 交通 | 京阪 祇園四条駅から徒歩約6分/市バス 祇園からすぐ |
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