きょうとしぶんかざいけんぞうぶつほぞんぎじゅつけんしゅうせんたー
京都市文化財建造物保存技術研修センター
- 見どころ
- 檜皮葺・柿葺・茅葺で実際に使われている材料や道具、檜の皮で葺かれた屋根(模型)が間近で見られる
継承される日本の伝統的建築技術
京都をはじめ日本の文化財建造物はほとんどが木造で、神社の式年遷宮などのように何十年かごとに修理が必要となる。使う材料は前回と同じものでなければならず、また技法も同じでなければならない。そうすることで後世にできるだけ元の姿のままで伝えていくのである。しかし近年、材料が入手しづらく、技術者が減少している傾向にあることから、文化財建築の保存・技術の継承と職人の養成を目的とし、なおかつ広く一般にも知らしめるために用意された施設。2階にある第1資料室では、檜皮葺・茅葺・柿葺という三つの伝統的な屋根葺の工程や道具などを、実物やパネル紹介で知ることができる。檜皮葺の釘打ち体験もある。ほかに、企画展や会議室として利用できる第2資料室・会議室・研修室や、技術者の研修の場となる実習室などがある。
檜皮葺、柿葺に使われる釘は何でできている?
住所 | 東山区清水二丁目205-5 |
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電話番号 | 075-532-4053 |
FAX | 075-532-4064 |
URL | https://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000005595.html |
時間 | 9:00〜17:00 |
休館日 | 月・日曜・祝日・12/28〜1/4 |
料金 | 無料(研修室・会議室などの使用は有料) |
交通 | 市バス 清水道から徒歩約5分 |
駐車場 | あり(無料) |
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